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【CO2排出削減へ電動バイクの進化】バイク愛好家の未来の選択肢

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黒とオレンジのバイク
目次

CO2排出削減への取り組みと電動車の進化

 近年、人工的な温室効果ガス(CO2)の排出を減らそうと国や企業が様々な努力をしていますが、その中で一番力を入れているのは自動車関連の技術開発です。

自動車関係は化石燃料(石油)から生成されるガソリンや軽油をエンジン内で燃やし、そのエネルギーを回転エネルギーに変え車を動かしています。

その時に出る排気ガスにはCO2が含まれており、これを減らしたいのが目的です。

そのため、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車や、排気ガスが全く出ない電気をエネルギーとする自動車である電気自動車(EV車)がどんどん開発されています。

車は2030年、二輪車は2035年にはガソリンエンジンの生産を禁止するとの計画が進行中であり、それ以降は電気自動車が主流になるとのことです。

もしガソリン式エンジンのバイクに乗れなくなったら?

 もしもガソリンエンジン付きバイクには乗ってはいけない!という時代が来たらあなたはどうしますか?

ごしん

私も長年バイクが趣味で今はCB1300に乗っています。
きっと電動バイクに乗ってみたら感動すると思いますが
今はまだ従来のバイクがすきですね~

今回の結論

充電速度、航続距離、価格が納得できるレベルになるまでは大型電動バイクは購入しない

 こんにちは、ごしんです。 皆さんバイクに乗っていますか?今この記事を書いているのが五月の頭ですので、 ツーリングの季節が到来していますし、GW(ゴールデンウィーク)も近いですね!街中でもツーリングを楽しんでいるライダーさんをよく見かけます。

 夏は暑いし、冬は寒い、エンジンは熱いし、バランスを崩すと簡単に転倒する…なんとも不便な乗り物ですが、
ライダーさんは大好きですよね。

 しかし、 ここで気になるニュースがあります。温室効果ガス規制のため、二輪は2035年にはガソリンエンジンの生産禁止になるそうです。
 今は2023年ですから、あと12年もしたらガソリンエンジンのバイクが生産されなくなり、電動(EV)が主流になっていくとのことです。

 地球温暖化防止のためには排気ガスの出る車やバイクを電動化する必要があるでしょうが、なんとも悲しいことですね… そこで、あなたはバイクがすべて電動(EV)になったらバイクに乗りますか? もしエンジン付きバイクには乗ってはいけないという法律がきまったらどうしますか? もちろん、これは極論で現実味のない話ではありますが、考えると興味深いですね。

電動バイク(EV)のメリット、デメリット

 個人的にガソリンエンジンが好き!といったところで、バイクの世界にも新時代が到来するのは確実、そこで簡単に現在の電動バイクのメリット、デメリットを勉強していきましょう

メリット

  1. 燃料費が少ない
  2. 排気ガスがでない
  3. 音が静か
  4. 従来のエンジンよりメンテナンスが少ない車検がない

1、燃料費が安い

 これは言わずもがな、ガソリンと比べると燃料費は圧倒的に安い
日本のガソリンは昔に比べるとかなり高騰しており、いまやレギュラーガソリンが1リットル170円程
昔は90円程しかしなかったので、約2倍ですね…
これが電動バイクの場合、家庭用コンセントからの一回の充電が数十円程度ですので、コスト面では確実に電動バイクの方が有利ですね。

ごしん

 家庭用だと100Vか、200Vですね

2排気ガスが出ない

 電動(EV)はガソリンエンジンと違い排気ガスが全く出ない
これが電動(EV)の一番のメリットではないでしょうか、電気の力でモーターを回すわけですから
排気ガスが出ないのは当たり前で、排気ガスに含まれる温室効果ガス(CO2)削減にはもってこいですね

3音が静か(騒音)

 従来のバイクにはマフラーが付いており排気音どうしても大きい、企業努力で静かなマフラーが開発され昔に比べると大分静かにはなったのですが、それでもやはり音は出てしまいます。ところが電動だとマフラー自体ついておらず
排気ガスが出ないので排気音(騒音)が出ない、騒音が出ないということは夜中でも早朝でも気にせず運転することができ、バイクで配達をされている企業には嬉しいバイクだと思います

4メンテナンスが楽

 ガソリンエンジンはメンテナンスが命、とくにオイル交換は必須で原付だろうが大型だろうが交換時期には必ず交換しなければ調子が悪くなったり、燃費が悪くなってしまい最悪エンジンが壊れてしまいます。
ところが電動バイクにはオイルが必要ないためオイル交換自体ありません、プラグもないためプラグ交換もなし
メンテが非常に楽でメンテにかかるコストも抑えることができます。
しかも車検がなく、コストパフォーマンスがとてもいいですね

デメリット

  1. 充電時間が長い
  2. 充電施設が少ない
  3. 航続距離が短い
  4. メンテナンスができない
  5. 高価
  6. お手頃の大型バイクが少ない

1,充電時間が長い

 これまた当たり前ですが、電動ですのでバッテリーに充電しその電力が燃料
これがないとバイクや車は動かないわけですが、この充電するということがやはりネック
皆さんよくご存じ芸人の出川哲郎さんが番組で乗ってらっしゃる【ヤマハE-vino(イービーノ】
スクーターと同じくらいの大きさの電動バイクですが、あのバッテリーを満タン充電するのに2~3時間ほどかかり
どうしても時間がかかってしまいます。
ガソリンを給油するように一瞬で充電するといったことは現在ではまだ不可能ですね。

2,充電施設が少ない

 上記でも書きましたがバッテリに充電することに時間がかかってしまう電動(EV)ですが
このバイクでツーリングや少し遠出をする際には充電する設備が絶対的に必要になります。
E-vino(イービーノ)に乗っていらっしゃる出川さんも充電するため、他人様の家やお店を尋ねられて
充電をお願いしながら目的地をめざしていますが、これが大変そうですよね、
イービーノはバッテリーを取り外すことが可能でコンセントがあればどこでも充電可能ですが、大型の電動バイクはバッテリーを取り外すことは不可能、遠出には不向きと言えます

3,航続距離が短い

 電動バイクの一番の欠点は航続距離が短いということ、私のバイク(CB1300)は満タンに給油すれば500キロは走ることが可能ですが電動バイクバの場合スクータータイプで20~30キロで大型バイクでも200キロほど
昔に比べると圧倒的にバッテリーの性能が向上し小型化したとはいえ、どうしてもバッテリーの容量が足りないんですね
そして容量を大きくすればバッテリー本体自体が大きくなり、バイクには積むことが難しくなります
スクータータイプでツーリングはしないと思いますが、大型バイクでしたらせめて300~400キロは走ってもらいたいところです。

ごしん

メーカーさんは300キロくらい走ります!って言いますが、それはあくまでコース上のことで街乗りとでは条件が違いすぎます。街乗りはバッテリーの減りを上げる条件だらけですからね

4、メンテができない

 バイク好きなライダーさんはメンテナンスも好きな方が多い。
オイル交換にしてもプラグ交換にしても自分でやりたいんですよね、乗るだけがバイクではないので
メンテナンスが少ないというのは利点ですが、オイル交換をしなくていいというのはちょと寂しい感じがします。
本気で好きな人にはメンテナンスを含めてバイクが好きなんですよね

5、バイクの値段が高価

 最近、コロナやウクライナ情勢の影響でバイクや中古車の値段が高騰してます、
そんな中でも電動バイクは元々が高価。なぜ高価かというといくつか理由があるのですが
一番の理由は需要と供給のバランスが悪いという点、乗りたい人が増えれば作る量も増え、次第に値段は下がるもの
しかし、みんなまだ探り探りで購入には至っていないことが原因なのでは?
現代は車やバイク自体が下火傾向にある中で電動バイクを買おうと思う人も少ないのでは?
 そしてもう一つはバッテリー自体が高価でバイクの値段を押し上げています。
現代では比較的小さくバッテリーを作ることができますが、それでもバイクを動かすとなるとそれなりに大きくなります。
バッテリーが大きく、しかも充電タイプともなれば価格は上がります。
よく出川さんが某番組で手に持っていますよね?スクーターサイズの大きさでもあれほどの大きさのバッテリーが必要で
大型バイクのバッテリーともなると20キロを超え、手では持てない程です。

お手頃な大型バイクが少ない

 電動バイクが出始めたころは、原付スクータータイプや自転車タイプが主流で大型バイクサイズの電動バイクは少なく、最近ようやく各企業が身を乗り出した感じですね。ハーレーダビットソンやBMWが本格的に電動(EV)を作り始めましたが
どれも200万~300万円越えの高価なバイクとなっています

まだ電動バイクは個人的にはない

 これからは地球温暖化、温室効果ガスの削減の面から見ても電動のバイクや車は増えていく傾向にあり
今の段階では通勤や街乗りの足として乗るのであれば、電動バイクの利点は大きいと思います。
しかし、充電時間、航続距離、価格、どれを見てもツーリングが趣味でバイクメンテが好きな私やあなたには、不向き
そして12年後、新車は電動バイクしかないという時代がやってきたとき、このデメリットが解消できているのであれば
購入を考えてもいいかな?と思います。どちらにしても楽しみではあることは確かですね

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この記事を書いた人

ごしんと申します

雑記ブログ&トレンドブログをやっていきます

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