大型バイク(CB1300 )は維持費がかかる?
原付から大型までバイクの種類は多くありますが、どの排気量のバイクもそれなりに維持費がかかります。
とくに中型から大型バイクは車検を受ける必要があるため小型バイクに比べると出費は多く
あなたも購入に二の足を踏むのでは?
大型バイクに乗りたいのに維持費がかかるという理由で購入をあきらめているあなた。
もしくは、奥さんからお金がかかるから買っちゃダメ!と言われているあなた
わかります、あなたの気持ちよーくわかります。
私もCB1300SBを買うとき悩みました!
ちなみに2016年式CB1300SBです
あなたが考えるように、奥さんが言うように大型バイクを所有すればお金がかかることは事実です。
しかし少ない費用で維持できるように努力すれば出費を抑えるこは可能です。
今回は、なににお金がかかるのか、どうやったら出費を少なくできるか考えてみましょう。
では今回も結論から
プロに頼めば年間維持費は最大13万~15万、(車検込み)
安く抑えるには
- メンテナンスは自分でやる!
- 車検をユーザー車検で安く通す!
自分でバイクのメンテナンス&パーツ交換をする際は自己責任でお願いします。
メンテナンスに自信がない方は必ずバイクショップかディーラーさんに頼みましょう。
費用は掛かりますがプロですので安心です。
大型バイクの主な維持費
年間でどれだけ維持費がかかるか勉強していきましょう。
- 税金
- 車検
- 保険(任意保険)
- 各消耗品(タイヤ・オイル・ブレーキ・フルード・プラグ)
税金
まずはみんな大好き税金💦
なぜか乗り物を所有すると毎年一回、自動車税という税金を払わなければいけません。
なぜかバイクの税金は軽自動車枠です。
- 250CC~大型自動二輪は一律 6,000円
納税は国民の義務らしいので、払うしかないですね~
車検
車検代 4万円~9万円
(整備費、交換部品含む)
費用を抑えるにはユーザー車検をする
これまたみんな大好き車検💦
日本では中型~大型のバイクは車検を受けなければなりません。
新車を購入すれば初回車検は3年後、その後は2年に一回の車検になります。
排気量250CC以上のバイクがこれにあたります。
車検にかかる費用
- 重量税
- 自賠責保険
- 印紙代
- 整備費
- 交換部品
重量税(自動車重量税)
- 初度登録より13年未満の場合は3,800円
- 初度登録より13年超~18年未満の場合は4,600円
- 初度登録より18年超の場合は5,000円
自賠責保険
約9,000円~10,000円
印紙代
1500円~1800円
上記の合計金額が約14,600円、この金額は多少の誤差がありますが、みなさん同じくらいの固定費用になります。
これに整備費や交換部品の金額が加算されるので、高くなります。
普通の車検をすれば
14,600円+整備費+交換部品代
交換する部品がなければ、4万円~5万円の間でしょう
自分でやるユーザー車検なら固定費+テスター費だけなので
約2万円でお釣りが来ます。
整備費&交換部品
約3万円
車検を受けるには二通りあり、自分で陸運局にバイクを持っていき車検を受けるユーザー車検
もう一つが、ディーラーやバイク屋に依頼する整備付き車検があります。
車検をディーラーさんに頼むとかなり整備費がかかるのですが、
私が昔、某ディーラーさんに車検を頼んだら整備費だけで3万円。
その時、前後のタイヤも交換したので車検代が9万円でした。これは痛かったですね…
整備費は高いけど、技術と信頼はしっかりしているので心配な方はディーラーで頼むのが一番です。
保険(任意保険)
保険は年齢や等級で個人差はありますが、
年間約4万円~7万円
保険代を抑えるには、保険代理店ではなく、ネット保険がおススメ
それでも各個人の年齢や生活、乗り方で特約などが決まりますので、しっかり説明を受け
自身に合った保険に加入しましょう。
年齢や等級で保険代は上下するが
任意保険未加入は危険です
強制的に加入させられる自賠責保険があるので、任意保険に加入していないライダーさんが多いのですが、
自賠責保険だけではちょっと怖いですね
それはなぜかというと自賠責保険は対人補償に特化しており、自身の怪我や対物の補償がないからなんです
ですので、交通事故を起こして物を壊したり自身が怪我(入院)などの補償をする際に全額負担しなければなりません
俺は事故なんてしないよ~と思わないで下さいね、どれだけ安全運転していても事故るときは事故ります。
転ばぬ先の杖ですので、保険には加入しておきましょう
各消耗品(タイヤ・オイル・パッド・フルード・プラグ)
バイクに安全に乗るため、また長持ちさせるためには定期的に消耗品を交換しなければなりません。
代表的な消耗品
- タイヤ
- オイル
- ブレーキパッド
- ブレーキ、クラッチオイル(フルード)
- プラグ
タイヤ
タイヤ代は約3万円~6万円、安く抑えるためにはネット購入がおススメ
バイクからホイールを自分で外して、タイヤとホイールを持ち込みで交換してもらうのが一番安上がり
ディーラーやバイクショップにタイヤ交換を頼めばバイク持ち込み前後交換で工賃が約1万円程かかります。
ホイールの取り外しと取り付けが少し難しいので、
自信がない方はお店に頼むのが安全です。
ちなみに、私のおススメのタイヤはこちら!
ロングツーリングにもワインディングにも合う運転しやすいタイヤです。
ホイールイ持ち込みでもタイヤ交換できるのかお店に聞いてみる
ホイールの取り外し、取り付けに自信がなければお店に頼もう!
タイヤはバイクの中で一番大事なパーツになります。
定期的に交換をして楽しいバイクライフを送っていきましょう
オイル エレメント
お店でオイル交換を依頼した場合、オイル+作業代で約5~6000円
二回に一回はエレメントも交換した方がいいので、エレメント代が約1500円~1600円
自分でオイル交換をすればオイル代とエレメント代だけで済みますが、オイル廃棄が面倒
ゴミとして出すことができない地域もあります。作業工賃も安いのでお店に頼むのがいいですね~
それでも自分で交換したいあなたへ、私のおススメはHONDA ウルトラG1
Amazonで1,231円、4ℓ必要なので4,924円です。
三カ月に一回交換するとして、年に4回、年間2万円です
オイルはエンジンに入れたら劣化していきます。劣化の原因は酸化なのですが、
バイクに乗らなくても酸化していくので一カ月に一回しか乗らなくても、約三カ月~四カ月で交換していきましょう。
ちなみに、そこそこの距離を毎日乗る方がオイルには優しいそうです。
ブレーキパッド
ブレーキパッド交換はお店やバイクの種類によって値段は変わりますが、1キャリパ約3000円
ブレーキパッドは前輪で約10,000円、後輪で約5000円
費用を抑えたければ自分で交換するのが一番!
部品代だけで済みますからね~
でも自信がない方はプロに任せましょう。
ブレーキパッドを自分で交換するならAmazonで前輪、約5000円、後輪は約2500円、
前輪は二枚一組を2セット必要です。
CB1300SBのブレーキパッドは前輪4枚、後輪2枚で大型バイクは大体が4枚、2枚です。
ブレーキパッドの交換目安は5000~10,000キロとされていますが、乗り方や環境の違いですり減り具合は異なりますので
目視による確認が重要です。パッドをキャリパから外して確認するのが一番いいのですが、前輪も後輪ものぞき込めばブレーキパッドが見えますので確認してみてください。
クラッチ・ブレーキフルード
フルードはブレーキオイルともいわれるオイルのことで、ブレーキ&クラッチの油圧にかかわる重要なオイルです。
交換時期は走行距離が約1万キロ、年数でいえば約2年、定期的に交換しなければ劣化して
最悪ブレーキが効かなくなってしまいます。
お店に交換作業を頼めば作業代が約1500円+フルード代で3000円でお釣りがくるでしょう
自分で交換するのであればフルード代+工具代で工具は一回買えばずっと使えますので
初期投資だけです。フルードはAmazonで約1000円
交換はそんなに難しくはないのですが、自分でやる自信がない方はお店に頼みましょう。
プラグ
プラグ交換をお店に頼んだ場合、工賃がプラグ一個あたり800円~1500円程度、
これもバイクによって工賃は変わりますが、ハーレーやスポーツタイプなどは高い傾向にあります。
新品のプラグの値段は300円~2000円とピンキリです。
ちなみに私が付けているプラグ
Amazonで四本セットで1700円↓
まとめ
- 税金(軽自動車税)6000円 毎年
- 車検(一般)約4万円~9万円 2年に一度
- 車検(ユーザー)約2万円 2年に一度
- 保険(任意保険)年間4万~7万円
- タイヤ交換 3万円~6万円
- オイル交換 5000円 年4回交換
- ブレーキパッド交換
バイクは維持費がかかると言われていますが、実際そんなにはかからないものです
そりゃ~改造に改造を加えればパーツ代がかかりますが、普通に乗る分には一年でかかる費用は
そこまで高くなることはないでしょう。
それでも気になるという方は自分でメンテナンス&ユーザー車検をすることで維持費を極力少なくすることは可能です。
しかし、故障や事故を起こすことも考えられるのでメンテナンスに自信がない方は必ずプロにおまかせしてください。