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【DIY初心者必見】電動丸ノコでの事故防止ノウハウ

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電動丸ノコ

 DIYは楽しくて創造的な趣味ですが、DIYといったら木材を使うことが多く、怪我をしてしまうこともあります。
また、木材を加工するための電動工具は便利な反面、危険性も含みます。
一歩間違えれば大けがや、最悪は命を落とす事故にもつながりかねません。

ごしん

そこで、このブログでは、DIY歴が10年以上の私がDIY初心者向けに、事故を避けるためのちょっとしたコツを紹介します。安全に楽しむためのヒントを見ていきましょう。

目次

体を守る保護具は必須

軍手のイラスト

 木材を使用して行うDIYではちょっとしたことで怪我をしてしまうことがあります。
そんなちょっとした怪我は保護具を使うことで簡単に防ぐことができますので、
DIYを行うときは保護具を使用するようにしましょう。

手や指を切ってしまう、トゲが刺さる

 木材のトゲが刺さることや指や手を切ってしまうことを防いでくれるのは手袋です。
手袋はゴム製で滑り止めの付いたものがおススメ、最近は多種多様な手袋が売られているので
自分の好みと、作業内容に合った手袋を使いましょう。

足に木材や工具を落とす

 どれだけ注意をはらっていたとしても、足に木材や工具が落ちてくることがあります。
つま先に大きめの木材や丸ノコが落ちてくれば骨折さえありえるので、足を守るためには安全靴が必要です。

安全靴とは
靴のつま先部分を保護するために、内側を硬い素材で覆われている靴のことで
この素材は「先芯(さきしん)」と呼ばれ、通常、樹脂先芯鋼先芯の二つの種類があります。

樹脂先芯の安全靴のメリット

樹脂製の安全靴のメリットは何といってもその軽さコストパフォーマンスが高いことです。
その軽さからスニーカータイプに多く採用されており、スタイリッシュでカッコいい安全靴も多く、2000円~3000円程度の価格で購入できるので普通の工場や運送会社で使われています。

デメリット強度が弱い
先芯が樹脂製ということで、強度的には鋼先芯より強度が落ちますが、
DIYやちょっとした工場クラスでは全然余裕です。

鋼先芯の安全靴のメリット
 鋼先芯のメリットはその強度にあります。
鉄製ですので1トンを超える物がつま先に置かれても潰れないほど非常に強度が高く
危険を伴う作業現場で昔から重宝されています。

デメリット重い
 非常に強度があり安全性の高い鋼先芯性の安全靴ですが、やはりというべきか
その重たさがデメリットで、また樹脂製に比べて値段が高いこともデメリットですね。
それだけ安全性が高いので仕方ないことなのですが…

おがくずが目に入る

おがくずとは
木材を切断や削る際に出る細かい木のクズのこと、大きさや細かさは様々です

  DIYでは地味ですが、目にゴミが入ることが多く、とくにおがくずが目に入ると痛い…
ほとんど涙で流れてくれるのですが、違和感で目を擦れば目に傷がつくので、ゴーグルをつけてなるべく目に入らないようにしましょう。

ゴーグルは簡易的な物から、しっかりした物まであります。
メガネタイプで安い物でも目を守ることはできますので、一つあると便利です。

おがくずを吸い込む

 木材を加工する際に出るおがくずですが、目に入るのもよくないのですが、一番よくないのは
吸い込むことです。特に、研磨の際に出る細かいおがくずが問題で、
そのおがくずを長期間吸い込み続けると塵肺(じんぱい)という肺の病気を引き起こしてしまうこともあるので
注意が必要です。
そして、それを防ぐ為には防塵マスクが有効です。

防塵マスクとは
空気中の微粒子や粉塵などの有害な粒子物質から呼吸器を保護するために使用される保護具のこと

 防塵マスクには、使い捨てタイプ取り換えタイプの二種類あります
どちらを選択するかはあなた次第ですが、国の検定に合格した商品を選ぶことが大切です。

ごしん

DIYのような短期間であってもなるべく吸い込まないようにしましょう。

大ケガの元、キックバックとその防ぎ方

 気軽に始めることのできるDIYですが、刃物や工具を使う以上体を守る保護具を使わないと簡単に怪我をしてしまいます。小さい怪我ならまだいいのですが、電動工具では大ケガをしてしまうケースがあります。

電動工具による大ケガにつながる事故の代表がキックバックです。

キックバックとは、電動丸ノコで木材をカットしているときに起こる現象のことで
カット中の木材に、丸ノコの刃が挟まることで丸ノコが自分の方に跳ね返ってきたり、
木材が飛んできたりすることです

 キックバックで脚や腕を切ってしまって大ケガをしたり、最悪の場合、命にかかわる事故を引き起こしてしまう場合もありますので絶対に気をつけなければならない現象です。

キックバックを防ぐ方法

 キックバックが起こる一番の原因は、カットしている木材が丸ノコの刃を両側から挟み込むことで起きます。
どうして木材が刃を両側から挟みこむのかというと、カットしている木材が丸ノコを中心にVの字で丸ノコに対して沈み込むからです。それを踏まえて、キックバックを未然に防ぐ方法は以下の通りです。

  • カットする木材の下に置く枕木は平行に置く
  • カットする木材は右側に落とす
  • 木材の下にスタイロフォームを敷く

カットする木材の下に置く枕木は平行に置く

 木材をカットするときは、木材の下に枕木を入れて少し浮かしてカットするのですが、その時の枕木の置き方によって
キックバックが起こってしまうことがあります

写真のように、枕木を垂直に置いて、その上に木材を置いてカットすると、木材がVの形にくぼんでしまい、刃が挟まってしまうことがあります。

ですので、枕木はカットする木材に対して水平に配置してください
そして、枕木ごと少しカットすることで、カットする木材が下に沈み込みを防ぐことができます。

スタイロフォームを作業台に敷いて、カットする

 DIYで作業をする際に必要になるのが作業台ですが、その作業台の上に
スタイロフォームを敷いて枕木の代わりにすることができます。発泡スチロールのようなものでできているので
丸ノコで切っても刃に影響が少ないです。また枕木とは違い、一枚板ですので段差もなく、キックバックをおこしにくいです。

スタイロフォームとは
住宅の断熱材として使用されるポリスチレン樹脂製の板のことで
少し硬めの発泡スチロールみたいなものです。
ホームセンターで購入できますので、探してみてくだ

油断せず、キックバックするものと意識する

 電動丸ノコを使う以上、危険はつきものです。どれだけ正しい使い方をしていても
ちょっとしたミスでキックバックが起こるときは起こります。そこでキックバックはいつでも起こるものだと意識をしていてください。意識することでキックバックをした時に焦らずに対処することができます。

電動丸ノコを安全に使う方法

 電動丸ノコは危険ではあるものの、正しい使い方をすれば素晴らしいツールの一つです。
正しい使いかたをすればキックバック以外の事故も未然に防ぐことが可能ですので、学んでみましょう。

  1. 使わないときはコンセント&バッテリーは外す
  2. 刃を上にして置く
  3. 安全カバーを外して作業しない
  4. カットする際には丸ノコの真後ろには立たない

1、使わないときはコンセント&バッテリーは外す

 電動丸ノコを使用した後、誤作動を防ぐ為に、作業台や地面に置く際は必ずコンセント&バッテリーは取り外して置きましょう。これは基本的な安全対策です。

2、刃を上にして置く

 電動丸ノコを置くときは刃を上に向けて置くのが鉄則
上を向いていても刃には安全カバーが付いているので、もし回転しても大丈夫です。

ごしん

 刃を上にする理由は、誤作動を起こした時、丸ノコが暴れるのを防ぐ為です。

3、安全カバーを外して作業しない 

 電動丸ノコは危険なツールである一方、安全対策がしっかりと施されています。その中でも、刃のほぼ全体を覆っている安全カバーは重要です。このカバーのおかげで、作業中の安全性が確保されています。

しかし、一部のユーザーは、木材をカットする際にカバーを取り外して使用しているようです。これは非常に危険な行為です。企業が安全カバーを付けているのは、安全性を確保するためです。そのため、絶対にカバーを取り外さないように、安全を最優先に考え行動しよう!

4、カットする際には丸ノコの真後ろには立たない

  電動丸ノコで木材をカットする際は、丸ノコの真後ろに立たずに、少し左側に立つようにしましょう。
なぜ真後ろに立って作業するといけないかというと、キックバックで丸ノコが跳ね返ってきたとき、避けることが難しいからです。
丸ノコに対して少し左側に立つことによって、跳ね返ってきた丸ノコを避けることができます。

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雑記ブログ&トレンドブログをやっていきます

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