なるべく静かにDIYするための結論
「賃貸住宅でDIYに挑戦したいけど、木材を使うとどうしても音が気になる…。」そんなお悩みをお持ちの方に朗報です!
今回は、近隣からの苦情を心配せずに、騒音を最小限に抑えながらDIYを楽しむ方法をご紹介します。
手軽に実践できるアイデアを取り入れて、安心して棚作りに挑戦しましょう!
まずは、以下のポイントに注意してみましょう。
電動工具の使用を最小限に抑える
電動工具はどうしても音が出がちなので、手動工具を使うのがおすすめです。
ノコギリやドライバーを使えば、作業中の騒音をグッと減らせます。
ホームセンターのカットサービスを活用する
木材をカットするなら、ホームセンターのカットサービスを活用するのがおすすめです!
プロのスタッフが正確にカットしてくれるので、自宅での騒音を減らせます。
近隣住民に事前に連絡する
DIYを始める前には、近隣の方に一声かけておくと安心です。作業時間や騒音対策を説明して、理解を得るようにしましょう。
これらのポイントを押さえれば、騒音を気にせずにDIYを楽しめます。賃貸でも、自分好みの部屋づくりを実現しましょう!
切断、研磨などの電動系工具はNG
木材を切ったり削ったり、ビスを打ったりするDIYは、どうしても大きな音が出ちゃいますよね。
特に電動丸ノコなんて、その元凶です。なんと、電動丸ノコは約100デシベルもの音を出すんですよ!これって、電車が通過するガード下と同じくらいの騒音なんです。
こんなにうるさいので、室内で電動丸ノコを使うのは避けたほうがいいですね。
じゃあ、木材をどうやってカットすればいいの?ってなりますが、ホームセンターのカットサービスを利用するのがおすすめです!
ホームセンターでは、ワンカット50円くらいでカットしてくれるので、設計図があれば持っていって、必要な寸法にカットしてもらいましょう。
あとは組み立てるだけなので、手間もぐっと減りますよ。親切なスタッフが丁寧にカットしてくれるはずです。
とは言っても、DIYは設計通りいかず、どうしても部屋で木材をカットしなければならないときがありますよね、
そんな時は少し手間ですが、ノコギリでいきましょう。
電動丸ノコはNGですが、ノコギリならギリ使えます。
切るときの注意点
防音材で完全に振動を防ぐことはできませんが、軽減させることはできます。
出来れば床前面に敷いておきたいところですが、それが出来ないのであれば作業台の下だけでもいいので敷いて騒音対策を
不安定な作業台は振動の原因になるので、しっかりとした作業台を使い
間違ってもフローリングに直に木材を置いてカットすることはNGです。
作業台は広めがいいので出来る事なら一つの部屋をDIY部屋にしてみてはいかがでしょうか?
窓があればカーテンを閉め、なるべく音が外に漏れないように、
しかし夏は暑いので、熱中症対策はお忘れなく!
ノコギリは優しくゆっくり切る!
ノコギリは力を入れて切る道具ではなく、優しく引いて切る道具です。
力を入れてギコギコ切ると真っ直ぐ切ることも難しいので、一定のリズムでゆっくり切ると上手に切ることができます。
音だけでなく木くずも飛び散りにくいので、ノコギリはおすすめです。
さらに、ガイドを使えば斜め45度も簡単にカットすることができます。45度でカットできればフォトフレームなども作ることが可能なので、あなたのDIYの幅が広がります。
ガイドは樹脂でできているため、ノコギリが当たると削れてしまいます。ガイドを使うときも、ノコギリはゆっくり確認しながらカットしましょう。
DIYが上達したら本棚や棚やテーブルが作れるようになり、あなたの部屋をあなたが作った世界に一つしかない家具で飾るとワクワクしますよ
カットができたらビスで組んでいこう!
電動工具はNGと言いましたが、ドライバーは電動を使いましょう。
なぜなら大変だからです。無理じゃないけど大変です。
しかし、インパクトドライバーはNGです。
インパクトドライバーは締める力と打撃で力強くネジを締める事が出来るのですが、
かなりの振動と騒音です。
最近は静かなインパクトドライバーなど発売されているのですが
高性能は高価、それになんだかんだ言っても音は大きく
部屋で使うなら絶対電動ドライバーがおすすめです。
電動ドライバーに下穴用のドリルを取り付け、木材に下穴を開けてネジを締めていきましょう
下穴を開ける事によって木割れを防いだり、ネジが入りやすくなります。
電動ドリルがあるだけで格段に作業効率も上がります
おススメはコード式ドライバー!京セラの電動ドライバー
正直バッテリー式って使います?頻繁に使う方ならいいでしょう。
ですが、たまにしか使わないのであればコード式で十分です。
無理に高価な工具を買うのはおすすめできません
音のしない組み立て!木工用ボンド
静かに組み立てするなら木工用ボンドがおすすめ、
注意点ですが、木材にボンドをつけたら強く抑えておかなければなりません
板同士なら上に重しを乗せればいいのですが、フォトフレームのような木枠の形している物は下のクランプを使用します。
これは便利ですフォトフレームの様に小さい木材をネジで固定するのは難しいし、ネジ頭が見えているのもかっこ悪い、
そんな悩みを解消してくれるアイテムになってます、ベルト式なので傷も入りずらい
ちょっとコツはいりますが、初心者の方でも使えます、可愛いフオトフレームを作ってみてください
研磨は紙やすり!
組みあがったら研磨しよう!紙やすりで丁寧に研磨すれば肌触りも最高です。
カットした断面やバリ、木の表面、塗装をした後を磨くと綺麗になります。
サンダーを使いたいところですが、騒音を考えれば断然紙やすり。
番手といって# 60、 #200、#300… 800と数字が大きくなると目の細かい紙やすりです。
番号の小さい番手から磨いていき、仕上げに目の細かい番手で磨きましょう
バリなどを磨くときは#80~#120
塗装をした後の研磨では#400~#800どちらも木材や塗装で磨き番手は変わるので、
各番手を持っておくのも手です。素材にあった番手で磨きましょう。
小物であれば下の紙やすりで十分です
まとめ
コロナさんのおかげで、部屋の中でDIYをする方が増えてきて人気が上がるのはうれしい事なのですが
どうしても騒音の問題で近所とのトラブルが発生しているようです。
庭で作業が出来ればいいのですがアパートやマンションだとベランダで作業するわけにもいきませんよね…
しかし、DIYするな!なんて言えません。
なので、なるべく音が出ないような対策をして楽しくDIYしていきましょう!
部屋に余裕があるのであれば、一部屋をDIY部屋にして床や壁に防音効果のある防音材を貼り、
極力振動の少ない工具、ノコギリや電動ドリルを使いましょう!
大きめの木材はホームセンターのカットサービスを利用してカットしてもらい、家では組み立てるだけにする
賃貸だからってDIYできないことはないんです。
もしご近所さんと話が出来るのであれば一言、声掛けも大事なことです。
気持ちよくDIYして気持ちのいい生活空間で暮らしてみてはいかがでしょう
最後まで読んでいただきありがとうございます