杉カフェ板を使って丸い天板を制作
DIYでテーブルを作る際に、木材の選択は非常に重要です。
安価で薄い木材を選ぶと、テーブルの強度に問題が生じる可能性があります。
一方、分厚い木材は高価!そこでおすすめしたいのが、コメリさんで買える杉カフェ板です。今回はこの杉カフェ板を使用して、丸テーブルの天板を作っていきます。ぜひ参考にしてください。
丸テーブルの材料
私のDIYコンセプトはなるべく安く!
今回の材料代は3672円でした~
天板用
杉カフェ板2000×200
厚み30 二枚
脚、桟用
杉材1000×27×36 四本
塗料
ダイソー水性ペイント、ニス各二本
使用工具
丸ノコ、インパクトドライバー、トリマー、サンダー、クランプ、サシガネ、メジャー、スコヤ
【作り方】① カット
最初に、杉カフェ板二枚を丸ノコを使ってそれぞれ1メートルの長さにカットします。
もし丸ノコが手元にない場合、ノコギリでもカットすることができます。
この段階では完璧な正確さは求められませんので、ご自身が使いやすい方法でカットしてください。
下の写真は、カット後の様子を示しています↓
【作り方】② ボンドで接着
カットできたら4枚を木工用ボンドで接着していきます。
杉カフェ板はサイドをオス、メスの加工がしてありますので
接着がめちゃくちゃ楽!ダボ木も必要ありません。
板を乗せているのは、馬という作業台
かなり便利ですので作っておきましょう!
作り方は次回ブログにしていきます。
4枚で1枚板にするので、3か所にボンドを塗っていきます。
オス、メスどっちでもいいのでボンドを適量出して、薄くのばしてください
私はオス側にボンドを塗りました。
ボンドを塗った4枚の板をしっかりと固定するためには、短いクランプだけでは難しいことがあります。
しかし、作業台や馬を使用することで、板に均等な圧力をかけることができます。
クランプは【挟む】と【押す】の二つの方法で使用できるため、上下の写真のように馬の片側に木切れのストッパーをネジで固定しておくと、板の反対側からクランプを使って圧力をかけることができます。
これにより、短いクランプでも板をしっかりと押し付けて接着することができます。圧力をかけたら、少なくとも半日以上乾燥させてください。
【作り方】③ 天板に円を書く
釘や鉛筆で板に傷がつくので
天板は裏面になる方を上にして馬に乗せてください
ボンドを乾燥させている間に、天板に円を書いていきます。
円の書き方は色々な方法がありますが、私は細い木切れに釘用と、鉛筆用の穴を二つ開けコンパス代わりにしました。
天板の中心に木切れを釘で刺し、も一つの穴に鉛筆を刺してグルっと一周させれば
キレイな円が完成!この鉛筆の下書きに沿って丸くカットしていきます。
ちなみに写真の円は直径78cmで、半径39cmです。
木切れの鉛筆用の穴の位置を変えれば円の大きさを変えれるので、部屋に合った大きさにしてください。
作り方③ トリマーで丸くカット
天板のカットにはトリマを使います。
トリマ単体で円をカットするのは難しいので、
簡単に円をカットできる様に、べニアの木切れで円カット用のジグを作りました。
刃はストレートビットを使います。
円を書いたようにコンパスの応用でカットしていきます
板の中心にカット用ジグを釘で刺して、コンパスの様に回転するようにセットし、
トリマの電源を入れてカットしていくのですが、ここで注意することが
トリマの刃の長さは1~3ミリ程出して数回に分けて少しずつ切り込む
カットは半時計回りに進める
切り始めは、刃を1ミリ程度出して切込みを入れてください。
この時しっかりと線通りに切れているかチェックし、よければ刃を少しずつ出して切り込んで下さい。
板の太さは3cmありますから、3ミリずつだと10回程やればカットできます。
慎重に焦らずに切り進めていきましょう。
はい、カットできました~!ちなみに板の下に敷いてるのはスタイロフォームという断熱材です。
ポリスチレン樹脂でできており寸法は910×1820で作業台にピッタリ!木材と一緒にカットしても刃を痛めることもなく、とても便利です。