今回は初めてタンデム走行をするライダーとタンデマーに向けて注意点を書いていきます
軽く自己紹介
- バイク歴10年以上
- 現在はCB1300SBを所有
- 長距離弾丸ツーリンングが好き
- 一日約500~600キロ程走る
- 嫁とタンデムツーリングもする
今回の結論
タンデム(二人乗り)をする時は乗り降りに注意!
乗り降り注意タンデムでの立ちごけ
ご存じのとおり、バイクはバランスが崩れると簡単に倒れてしまう乗り物です。
倒してしまうと大事なバイクにはキズが付き、ライダーやタンデマーは怪我をしてしまうことも
バランスを崩さないようにタンデマー(後ろの人)の乗り降りには注意してください。
乗り降りの仕方が悪いと、最悪立ゴケしてしまいます。
タンデマーを乗せるときのライダーの注意点
タンデマーを乗せるときライダーが注意すること
- ライダーは先にバイクに乗りハンドルをしっかり両手で握る
- 車体は真っ直ぐ
- 足を地面につけて踏ん張る
- バランスをとることに自信がなければ、サイドステップをかけたままにする
乗せるのに自信がなければサイドステップをかけたまま後ろに乗ってもらって下さい。
そうすることで、サイドステップがバイクを支えてくれるので立ちゴケしにくくなります。
タンデマーが乗るときの注意点。声掛けをして、必ず左側から乗り運転手を引っ張らない
運転手の準備が出来たら、タンデマーの乗る時の注意点
- 必ずバイクの左側から乗る
- 運転手に乗ることを声掛けする
- 運転手を強く引っ張らない
- 左足をスッテップに乗せて、左手で運転手の左肩に手を置く
- 「乗るよ~」と運転手に一言かける
- ライダーを自分の方に強く引っ張らない
- 左足でステップを真上から押す様に力を込める
- なるべく反動をつけずに座席に乗る
結構揺れるので
運転手はバイクが倒れないように
バランスを取ってください
タンデマーを降ろすときのライダーの注意点!
タンデマーを降ろすときは疲れているので気が緩みがち
ライダーは最後まで油断しないで下記の四つの事を守り、安全にタンデマーを降ろしましょう。
1両足を地面に着け踏ん張る
停車してタンデマーを降ろす時は両足を地面に着けバランスが崩れないように踏ん張る。
2ハンドルから手を離さない
バイクを真っ直ぐに保つため両手はハンドルから離さない。
3前輪のブレーキを握る
ブレーキを握っている方がバランスがとりやすく踏ん張る助けになります。
4降りてもいい事をタンデマーに伝える
この声掛けは絶対に必要です。
「降りてもいいよ」と一言かける
それによってタンデマーは降りるタイミングが取れます
タンデマーがバイクから降りる時に注意すること
タンデマーがバイクから降りる時の注意点
- 運転手の合図を待って、降りるよ!と一言かける
- 左側から降りる
- ゆっくり落ち着いて降りる
1運転手の合図を待って、降りるよ!と一言かける
運転手から降りてもいいよ!と合図を受けてからバイクから降りましょう
その時「降りるよ」と一言かけてください。
ライダーが降りる準備をし終わってないのに、合図を待たずに無言で降りるのだけはNG。
不意を突かれたらライダーさんはバランスを崩し倒れてしまいます。
2左側から降りる
バイクの右側にはマフラーがあり、降りる時に邪魔になります
また、しっかりしたズボンでなければマフラーで足首を火傷することも!必ず左側から降りるようにしましょう!
3ゆっくり落ち着いて降りる
運転手も運転で疲れています。停車して気が緩んでいる事もあるので
合図を受けてバイクから降りる時に急いで降りない
疲れているので早く降りたい気持ちはわかるのですが落ち着いてゆっくり降りましょう!
まとめ
タンデム走行はバイクの醍醐味の一つ
彼女や奥さんを後ろに乗せてツーリングなんて最高です。
でも、一人で運転する時に比べるとタンデム走行は危険度が増します。
今回はタンデム走行における基本的な乗り降りを紹介しました
乗るときの注意点
運転手
- 運転手は両手でしっかりハンドルを握りバランスをとる
- 地面に両足つくのであればしっかりと踏ん張る
- タンデマーに合図を送り乗ってもらう
- 自信がなければサイドステップは出したままでもOK
タンデマー(後ろの人)
- 必ずバイクの左側から乗る
- 運転手に乗ることを声掛けする
- 乗るとき手前に運転手を強く引っ張らない
降りる時の注意点
運転手
- 両足を地面に着け踏ん張る
- ハンドルから手を離さない
- 前輪のブレーキを握る
- バイクのバランスをとる
- 降りてもいい事を伝える
タンデマー
- 運転手の合図を待って、降りるよ!と一言かける
- 左側から降りる
- ゆっくり落ち着いて降りる
バイクは確かに危険な乗り物に間違いないのですが、しっかりとルールを守り
適切な行動や運転をすれば最高の乗り物になります。
ライダーとタンデマーが合図を送り合い、乗り降りをしっかりすることでより安全にバイクを楽しむことができ
いい思い出を作る事が出来ます。安全運転で楽しいツーリングをパートナーとしてください
最後まで読んでいただきありがとうございました!