タンデム走行は楽しい!でも油断しない
今回はバイクでタンデム(二人乗り)の実走編です。
タンデム走行は一人で走る以上に危険ですので、
ライダーもタンデマー(後ろの人)も油断しないで、これから紹介する5つの記事を読み安全で楽しいツーリングをしてください。
では結論から!
- 適切な服装と装備を揃える
- シートに座ったら座るポジションを決める
- タンデマー(後の人)もライダーと一緒にバイクを操作している気持ちで
- 会話ができるインカムを使う
- タンデム用ベルトを使う
バイクは危険な乗り物!だからこそタンデマーも服装は専用の物を
バイクは基本危険な乗り物、体は剥きだし、シートベルトもない!
それはタンデマーも同じこと、だからこそしっかりとした服装&装備でバイクに乗る事が鉄則です
必要な服&装備
- ヘルメット
- グローブ
- ライディングジャケット
- ライディングパンツ
- ライディングシューズ(ヒモ無)
上記の装備は事故を起こしたとき体や命を守ってくれます、そして、タンデマーの履く靴は靴紐が付いてるシューズは危険
タンデマーの足を乗せるスッテップの近くには高速で回るリアタイヤやチェーンがありそれらに靴紐が巻き込まれることもあります。
なるべく靴紐のないライディングシューズにしましょう。ただ、全部揃えるのは金額的に安くはないが、命や体を守ってくれると思えば安い物!絶対に事故らない事はない!後悔しても遅いので、しっかり揃えてツーリングをするようにしましょう!
座るポジションが大事!基本は真ん中!
お互いがバイクに乗ったら、タンデマーは座るポジションを決めましょう
なるべくタンデムシートの真ん中に座り、ステップを足の裏の中心で踏むように
バイクの種類や排気量によって若干異なりますが、基本はタンデムシートの中心がベスト
ポジションが決まればタンデマーは両ヒザでライダーの腰をニーグリップして腰か肩を掴み、
余裕があればグラブバー(タンデムバー)を片手で掴んでもOKしかし、長時間は握ってられないので臨機応変に対応してください
ニーグリップとは
両ヒザで挟む事を言います、ライダーはガソリンタンクをタンデマーはライダーの腰を挟みます
ニーグリップでライダーを挟んで体を安定させておかないと、急発進なんてされたら 最悪バイクから落ちる事も!
急停止の時は前につんのめってしまい、ライダーとぶつかります。しっかりニーグリップをしましょう
ツーリングでやってはいけない乗り方!彼女乗り
彼女乗り これはカップルがよくやる乗り方で、両手でライダーに抱き着く姿勢ですね
この乗り方は体が密着していて一見いい感じにみえますが、実は危険な乗り方です
短距離であるならばいいのですが、ツーリングの場合はタンデマーの体重や挙動がライダーにつたわり
ライダーの腕や腰の疲労は半端ない!ツーリングには向かない乗り方
タンデマーもバイク操作のお手伝い!重心移動
バイクの操作は基本重心移動
- 右カーブの時は右側に少しバイクと体を傾けさせて重心を移動させ曲り
- 左カーブの時は左側に少しバイクと体を傾かせて曲がる
この一連の動きをタンデム走行の時は二人でやらなくてはいけません
タンデマーはしっかりとニーグリップをして体を安定させ、怖がらずライダーに身を任せて同じように体を傾けカーブを曲がりましょう!
ニーグリップをしてると不思議とバイクと一体化した感覚になるので怖くないですよ
ライダーは無理のないスピードでカーブを曲がることが必須
タンデマーの事を気にかけて絶対に怖がらせてはダメです
公道でゆっくり走れるライダーが一番かっこいい!
タンデム走行で必須な神アイテム!インカム
タンデム走行で一番問題なのはお互いの声が聞こえないこと
大声で話せば聞こえない事もないのですが、運転に集中できないので危険です。
そんなライダーを救うアイテムが【インカム】
インカムとはヘルメットに取り付けることができるマイクとスピーカーで
ペアリングしたインカム同士なら会話ができる便利なアイテム
インカムでリアルタイムな会話ができるため、景色を一緒に楽しんだり、面白い場面で一緒に笑えたり、
会話ができるだけでツーリングの楽しさや快適さは桁違い!
また走行中に体調の変化やタンデマーの居眠りなど事前に気づくことができるため
より安全にツーリングを楽しむことができます
インカムのデメリット
- バッテリーの持ちが少し弱い
説明書では8時間持つ!と言っても実際は5時間くらいしか持ちません…
会話が弾んでずーっと話続けるとバッテリーの持ちは悪い
対策としては、VOX(ボックス)機能を使うか、休憩中にモバイルバッテリーでこまめに充電!これしかないですね
下記のリンクは私が愛用しているモバイルバッテリーのことを書いています。
https://goshin-369.com/wp-admin/post.php?post=1122&action=edit
VOX機能とは、会話を感知して自動で通信をON、OFFする機能
VOX機能とは、音声を感知しているときだけ相手とつながり、音声が途切れると通信が切れる
ようするに、お互いが音声を出さなければ通信しないので節電できます
しかし、デメリットを考慮してもインカムは便利です。タンデムツーリングをするなら必ず必要になるアイテム
もちろんソロツーリングでも使えますので持っていて損はないですね
購入するなら二つセットを買うのがおススメです
安定感、安心感がすごい!タンデムするなら【タンデムベルト】
タンデム走行で気をつけなければならないのは出発の時
操作ミスで急発進したらタンデマーは後ろにのけぞってしまい最悪はバイクから落ちてしまう事も…
バイクにバックレスト(背もたれ)が付いているなら落ちる事はないのですが、それでも気をつけなければなりません
そこで役に立つアイテムがタンデムベルト!
タンデムベルトとはライダーのお腹に回すグリップ付きのベルトで、そのグッリプをタンデマーが掴む事で急発進時やカーブの時に体が投げ出されないように踏ん張ることが出来ます
タンデム走行ではタンデマーがライダーの腰や肩や服を直に掴んでいるとその挙動がライダーの腕や腰にモロに伝わり、
ライダーの疲労はかなりのものに、タンデマーも変に力が入ってしまうのでかなり疲れます
そこでタンデムベルトを使えばタンデマーがベルトのグリップを握るのでライダーへの負荷がかなり軽減できます
私もベルトを愛用していますが
全然疲れ具合が違います
タンデムベルトのデメリット!【暑い💦】
強度や安定のためベルトは少し大きめに作られている、何よりライダーの体に装着するので夏場は暑くなります
それでもベルトの効果は絶大ですので、インカム以上に必須アイテム
下記のデイトナのタンデムベルトはシンプルで使いやすいベルトです
まとめ
適切な服装と装備を揃える バイク用の服装や装備はライダーとタンデマーの体を守るもの
ツーリングに行くときは必ず使用すること
シートに座ったら座るポジションを決める タンデマーはタンデムシートのできるだけ真ん中に座る
ライダーに近すぎたり、遠すぎたりしない
タンデマーも運転手と一緒にバイクを操作している気持ちで タンデマーはライダーをニーグリップして
自信の体を安定させ、カーブや急発進、急停止の動きに対応する
会話ができるインカムを使う タンデムツーリングで困ることは走行中に会話が出来ないこと
そこで、インカムを使うことで走行中も会話ができるようになる。インカムは絶対に持っておきたいアイテムです
タンデム用ベルトを使う タンデムツーリングはライダーもタンデマーもかなり疲れます
そこでタンデムベルトを使えばタンデマーが直にライダーを掴まないのでライダーの疲労が軽減し
タンデマーもベルトのグリップを掴むので体が安定するので疲れが全然違います