バイク購入、おめでとうございます!
バイクの免許を取得し、長年の夢をかなえてバイクを手に入れることは本当に素晴らしいことですね。これからのバイクライフが楽しみですね!
さて、バイクの所有者として、メンテナンスも楽しみの一つです。初めてのメンテナンスには不安があるかもしれませんが、大丈夫です。ここでは、バイク歴10年以上の私が、初心者でも簡単にできるオイル交換の手順を紹介します。
オイル交換は比較的シンプルな作業でありながら、エンジンの健康に大きな影響を与える重要なメンテナンス項目です。初めてのオイル交換に挑戦してみましょう!
もし、メンテナンスに自信がない場合は、無理をせずにバイク屋さんにお願いしましょう。プロに任せることで、安全で確実なメンテナンスが行えますし、あなたのバイクライフもより安心して楽しむことができます。
しかし、ある程度自分のバイクのコンディションを把握するため、
できることは自分でメンテをした方がバイクにとってもプラスになります。
特にオイルは走り方や走行距離で交換時期が変わるので気にしておかなければならないメンテナンスです。
では、今回の結論から!
オイルはHONDAーG1でOK!オイルは適正量入れる。
ドレインボルトは適正トルクで締めシーリングワッシャーは必ず新品に交換する。
オイル交換二回に一回はオイルエレメントも交換する。
下記のリンクはオイル交換の実践編です。
https://goshin-369.com/oil-is-important-cb-1300-sb-how-to-change-oil/
オイル交換に必要なものを紹介!
- オイルHONDAーG1
- アルミドレン/シーリングワッシャー
- トルクレンチ
- オイルフィルター(エレメント)
- オイルフィルターレンチ
- 手袋(耐油性)
- 廃油ボックス
CB1300のオイルはHONDA-ULTRA-G1でOK
ULTRAーG1はグレードアップ
HONDAのバイクにはHONDA純正のオイルGシリーズがおススメ!
G1からG4まであるのですが、街乗りやツーリングがメインならば、G1でOK
G1はオイル粘度が10W-30だったのが5w30にスペック変更になりました。
ちなみに最高峰のG4は0w-30です。
5Wというのは
- 低温時のオイルの硬さのことで数字が小さいほど寒さに強い
- WはWINTER(ウインター)のWです。
30というのは
- 高温時のオイルの硬さのことで数字が大きいほど熱に強い
今回5W-30になったことで冷え切ったエンジンをかけた時、フリクションロスが減り、
始動性と燃費向上が良くなったそうです。
フリクションロスとは摩擦損失のことで
オイルが低温で硬いとエンジン内での摩擦が大きく始動時にふけ上がりがもたついたり、燃費も悪くなる。
と、言うわけでULTRA-G1は近距離ツーリングや街乗り、通学、寒冷地のバイク乗りにピッタリ!
少し向かないのはロングツーリングやサーキット走行などですが、G1を入れて走ったからって壊れる!って事はないので大丈夫です
G1を入れたCBR1000RR-Rで走行テストをしたくらいです。
詳しくは下のHONDAさんのサイトをご覧ください。
https://www.honda.co.jp/motor-parts/ultraoil/
シーリングワッシャーは必ず新品を使用!
オイル交換時に重要な部品であるドレンパッキン(シーリングワッシャー)について
ドレンパッキンは、ドレンボルトに取り付けられるアルミ製のシールで、オイル漏れを防ぐ役割があります。
古いパッキンを再利用すると、パッキンの密着度が低下し、少しずつオイルが漏れる可能性があります。
下の写真は、使用済みのパッキンの例です。パッキンの形状が変化し、凹んでいることが分かりますか?
ドレンパッキンは、エンジンとドレンボルトの間で凹んだ形状を作り、オイル漏れを防ぎます。
そのため、オイル交換時には必ず新しいパッキンを使用するようにしましょう。
私のCB1300SBは、2016年式でキタコさんのパッキン14×22×0.2を使用しています。
以上がドレンパッキンについての説明です。オイル交換時には、適切なパッキンの使用に注意し、オイル漏れを防ぐことをお忘れなく!
メンテナンスには必須トルクレンチ
トルクレンチはご存じですか?メンテをする以上欠かせない工具です。
トルクレンチとは、ボルトやネジを適正なトルクで締め付ける為の工具で、デジタルとアナログがあります
- プレセット型トルクレンチ:アナログ式で、あらかじめ設定した数値になると「カチ」と音がして教えてくれます
- デジタルトルクレンチ:レンチに加わる力を電気信号で読み取り、数値を液晶に表示します
下の写真は私のトルクレンチでプレセット型です。
アナログタイプのプレセット型は壊れにくのでオススメ
ボルトやネジは適切な締め付ける力(トルク数値)があり、適正な数値で締める事によりネジの破損や抜けを防ぐことが出来ます。
人間が道具を使って出す力ってなかなか強く、ネジやボルトなんて簡単にへし折ってしまう事もあるくらいです。気を付けましょう。
そして、CB1300SBのドレンボルトのトルク数値は29N/mです!
10~100N/mまで測れるトルクレンチを一本、200N/mまで測れるのを一本持っておくと便利です
オイルフィルター!(エレメント)は腎臓!
エンジンに入れたオイルは鉄粉や水分で汚れます。そのゴミをろ過してくれるのがオイルフィルター
エンジンオイルの交換2回に1回!6000キロか一年で交換がおススメ!
できれば純正品がいいのですが、社外品でも信頼性が高い物はOKです
私はデイトナのフィルターを使っています。
昔からオイルフィルターは手で強く締めた後、レンチで90度締める!って言われていますが
トルクレンチで測定して締めるのがいいですね。ちなみに私のCB1300は26N/mです!
センタースタンドがないバイクはメンテナンススタンドを!
私のCB1300SBには純正のセンタースタンドが付いています。センタースタンドは賛否両論ありますが
バイクをセンターで持ち上げるのでチェーン掃除やタイヤ交換が楽で絶対あった方がいいですね。
もしついてないバイクの方は後輪用のメンテナンススタンドを買いましょう。
メンテナンススタンドは後輪を持ち上げるため、前輪にブレーキがかかってないとバイクが前に進んでしまい最悪は倒れてしまうことがあります。
坂道にバイクを止める時にも役立ちますので、おしゃれで使いやすい市販のブレーキロックを購入されてはいかがでしょうか?
オイル処理は廃油ボックスで!
これは当たり前のことですが、オイルを下水や庭に絶対に捨てないでください。
処理方法は、ホームセンターで買える廃油ボックスにいれお住いのゴミ処理の方法で的確に捨てて下さい。
まとめ
バイクを購入し、洗車やワックスをかけるなど、大事に扱っていること、素晴らしいですね。
メンテナンスもしっかり行うことは、バイクのコンディションを維持し、いつでもツーリングに出かける準備を整えるために不可欠です。
そのためには、適切な工具を使い、バイクに適した部品を選びましょう。
バイクの基本的なメンテナンスの一つはオイル交換です。オイル交換を定期的に行うことは、バイクの寿命を延ばし、故障を予防する重要なステップです。
自分のバイクに適したオイル、フィルター、およびシーリングワッシャーを選び、自分で交換することができます。
次回はオイル交換の実際の手順を紹介します!分からないことや質問があれば、どんどんコメントしてください。
お手伝いできることがあればお教えします。よろしくお願いします!